「シャッターアイランド」の謎・疑問を徹底解説!(ネタバレ版)
映画「シャッターアイランド」を観ていると、ところどころに登場人物の挙動や台詞、視線の動きなどに違和感を感じたり、「あれ?」「なんで?」と疑問を感じたりする箇所があります。
実はそれらは、「シャッターアイランド」という映画のの真相・秘密への伏線となっている箇所でもあります。一度映画をエンディングまで観ると、この違和感や疑問を感じた原因が何であったかが理解・納得できるのですが、初見のときは、とりあえず違和感や疑問を残したまま、先へ進むことになります。
ですので、二度目以降に観るときは、初見の時に見落としていた、真相への伏線、つまり違和感や疑問を感じるべきシーンを探す、といった見方で楽しむことが出来ます。(映画公開時も二度見キャンペーンなるイベントが行われていました)観た人それぞれに解釈が異なることもあると思います。あなたの各ポイントに対する解釈はいかがでしょうか。
ここでは、それら「シャッターアイランド」の真相への伏線とも言うべきポイントを、徹底的にご紹介します。
まだ映画をご覧になっていない方で、各ポイントに対するネタバレのコメントを見たくない場合は、こちらへどうぞ。 => 「シャッターアイランド」の謎・疑問を徹底解説!
■オープニング[ストーリーへ]
【謎01】
船でテディの具合が悪いのは単なる船酔い?
=> 船酔いもあるかもしれないが、自分の子供達の死因である水に対する苦手意識が強い。
【謎02】
船の中に手錠がたくさん天井から鎖でつながれているのは何故?
=> おそらくあの船は、普段は施設への患者(囚人)の移送を目的に使用されていると思われる。
■入島[ストーリーへ]
【謎03】
島についたテディたちに対する警戒がかなり厳しいのは何故?
=> テディ自身が、要注意患者であるアンドリュー・レディスであるため。
【謎04】
施設の詳細を知らないはずのテディが、敷地を囲む外壁の上の鉄線に、電気が流れていることを知っていたのは何故?
=> レディス(テディ)が、患者として知っていた事実だから。
【謎05】
テディとチャックが病院敷地内に入る際、二人は拳銃を没収されるが、チャックの拳銃の取り扱いが、保安官なのに下手なのは何故?
=> 彼は本当はチャックという名の保安官ではなく、シーアンという名の医師だから。
【謎06】
敷地に入って病院の庭を歩くテディに、男性患者が手を振ったり、老婆が「シーッ」と口に指を立てたりと、見ず知らずの人に対するには不自然な行動をしたのは何故?
=> テディは、本当はレディスという名の患者であり、彼らとは患者同士で面識があるから。
【謎07】
警備副隊長は色々と説明する割にはテディの質問に対しては院長に聞け、というがそれは何故?
=> 自分が話すことで辻褄が合わなくなるといけないから。
■レイチェル失踪事件[ストーリーへ]
【謎08】
コーリー院長が、精神病患者に対するかつての酷い扱いを説明する時、水に沈めて時には溺死する、というくだりを話す時、チラリとテディを見るのは何故?
=> 子供の死因を口にしたときのレディス(テディ)の反応を見ているから。
【謎09】
酷い犯罪を犯して収容された患者(囚人)に安らぎを与える必要があるのか、とテディが言った時に、チャックが苦笑するのは何故?
=> テディもレディスという本名の犯罪者であるため。
【謎10】
レイチェル・ソランドーの子供殺しの手口を聞き、彼女の写真を見た後にテディが頭痛に襲われるのは何故?
=> 本人は船酔いだと言っているが、レイチェルがやったという犯罪が、本当は妻ドロレスが犯した犯罪の手口であり、話が真相に近づいたため。
【謎11】
テディが頭痛を訴えたとき、チャックが必要以上に心配そうに彼を見るのは何故?
=> レディス(テディ)の主治医としての表情が出てしまっているため。
【謎12】
「4の法則 67番目は誰?」(The law of 4. Who is 67?)というメモを隠したのは誰?またその意味は?
=> 病院側だと思われる。テディはこれまでにも妄想で何度もレイチェル失踪事件を医師たち相手に語ることで繰り返しており、今回はそれを再現しての治療であるため。テディが暗号を解く役なので、コーリーもチャックも暗号についてまったく考えもしないし、テディが単なる走り書きかも、と流しそうになったときに、レイチェルは頭がいいので意味があるはず、などとフォローしている。暗号の意味は、4の法則については4人の名前がアナグラム(スペルの入れ替えによる言葉遊び)になっている、という事。
レディス(ANDREW LAEDDIS) = テディ(EDWARD DANIELS(Edward "Teddy" Daniels))
ドロレス(DOLORES CHANAL) = レイチェル(RACHEL SOLANDO)
そして、67番目は誰?というのは、患者の数がA、B、C棟合わせて66名なので、実は67番目の患者がいる、という意味。本当は67番目はテディ(アンドリュー・レディス)なのだが。
■捜査[ストーリーへ]
【謎13】
連邦捜査官が職員情報の提示を求めているのに院長が応じないのは何故?
=> テディはすでに連邦保安官ではなく、アンドリュー・レディスという名の患者であるので、職員の個人情報を渡すことなどあってはならないため。
【謎14】
警備隊の、失踪した女性患者レイチェルに対する捜索態度にやる気がまったく感じられないのは何故?
=> 実際には女性患者のレイチェルが失踪した事件など起こっておらず、単にレディス(テディ)の治療に付き合っての演技をしているため。
【謎15】
職員を集めて事情聴取の際、通路を監視していたという職員が何も見ていないと言い、テディが立ち上がってその職員の前に歩いていった時、皆に緊張が走ったのは何故?
=> レディス(テディ)はいきなり暴力的になる患者であるため。
【謎16】
事情聴取に集まった職員が、常にお互いに目配せをしているようにぎこちないのは何故?
=> 決められた内容で回答しなければならないという緊張感があるため。
【謎17】
テディから事情聴取された女性職員が、シーアン医師についての説明をするときに、チャックの方へ視線を走らせたのは何故?
=> チャック役を演じているのがシーアン医師だから。
【謎18】
テディから院長宅でレコードの音楽を聴いて戦時中のドイツのことを思い出したのは何故?
=> マーラーはドイツにゆかりのある作曲家であるから。ダッハウ収容所解放時、自決に失敗したナチス司令官の部屋でかかっていたレコードもマーラーだったと思われる。
【謎19】
院長宅でテディが飲み物にソーダ水を頼む際、ナーリング医師がテディに酒を飲まないのを意外だと言った時、チャックが心配そうな表情なのは何故?
=> テディはかつて酒に溺れていた時期があった。そもそも今回のアンドリューの治療計画に乗り気でないナーリング医師が何を言い出すのか心配だったから。
【謎20】
テディと初対面のはずのナーリング医師が、テディの人格を暴力的だと決め付たように語るのは何故?
=> 患者としての暴力的なアンドリュー・レディスを知っているから。チャック(シーアン医師)は時々テディをフォローしつつ、目でコーリー院長に救いを求めるような視線を投げているようにうかがえる。
【謎21】
ナーリング医師が個人情報の提出を断り、テディが激高してグラスを割り、捜査はこれで終わって報告書をFBIに提出すると言い出したときのチャックの表情は?
=> まずレディス(テディ)が暴力的な一面をむき出しにし始めたことに対する警戒と心配の表情だと思われる。そして計画通りに事が運ぶのかという不安をコーリー院長に目で訴えてもいたようだ。
【謎22】
宿舎でチャックがテディに島を引き上げるのは嫌だというような事を言うのは何故?
=> 計画を途中で終わらせるわけには行かないから。
■テディの夢1[ストーリーへ]
【謎23】
夢の中で妻ドロレスがまたお酒?と言ってテディを責め、テディが戦争で大勢の人を殺したんだと言い訳しているのは何を意味している?
=> アンドリュー・レディスが酒に溺れ、ドロレスの精神の病から目をそらしたトラウマを夢に見ていると考えられる。この夢でドロレスが持っている酒瓶が、次のシーンで手の形はそのままだが酒瓶だけが消えている。これはこの後、患者への尋問でコップを手にしているはずの患者の手にコップが握られてない状況と酷似している。
【謎24】
テディの妻のドロレスは、放火による火事で亡くなったはずなのに、彼の夢の中に出てくるドロレスが、ズブ濡れでお腹から血を流しているのは何故?
=> 彼女が本当に死んだときの状況、つまりズブ濡れの状態で腹を撃たれた姿を表しているから。
■ロボトミー手術[ストーリーへ]
【謎25】
コーリー院長がテディに、保守派の精神外科(ロボトミー)治療と、革新派の投薬に加えて患者との意思疎通を図る治療について説明したのは何故?
=> テディ(レディス)自身、シーアン医師が担当して革新派の治療を続けている患者であるので、その状況とコーリー院長自身のスタンスを教えている。
■患者への事情聴取[ストーリーへ]
【謎26】
ピーターという男性患者にレイチェルのことを聞いた時、子殺しの女などガスで殺せ、と言われたテディが、突然メモ帳に鉛筆をこすりつけ始めたのは何故?
=> ピーターの言葉が妻ドロレスに対するものという認識がどこかにあるレディス(テディ)が彼への報復(嫌がらせ)として行ったと思われる。もしかすると患者として生活している時にピーターの弱点を知ったのかもしれない
【謎27】
カーンズという女性患者への事情聴取の際、看護士が注射を用意しているのは何故?
=> ピーターへの尋問の最後の方に暴力的な振る舞いを見せたレディス(テディ)への警戒と思われる。鎮静剤の類の注射ではないだろうか。
【謎28】
饒舌だったカーンズという女性患者がレイチェルに対する質問をされた途端に言葉に詰まり始めるのは何故?
=> 自由な会話と異なり、レイチェルに関しては事前に言われた通りに答えないとならないため。
【謎29】
カーンズという女性患者がチャックに水を頼んだ隙に「RUN(逃げて)」とテディのメモに書くのは何故?
=> 映画として「これが正解」という解釈が提示されていないように思えるので、可能性を列挙する。1.この行動も病院側に依頼された通りである。2.テディはこの2年間、何度も妄想でこの捜査を繰り返しているらしいが、その中にこのメモのシーンもあったので、それを再現している。(つまりこのケースも予定通りの行動といえる)3.テディのことをアンドリュー・レディスと知っているカーンズが、今の内に逃げて、と本気で言っている。
【謎30】
カーンズという女性患者が水を飲む瞬間、コップが消えているのは何故?
=> このシーンがテディ(レディス)の幻想と現実が入り混じっているから。
【謎31】
事情聴取でテディからレディスについて聞かれた女性患者カーンズが、大きく動揺したのは何故?
=> 質問をしたテディがアンドリュー・レディスその人だから。
■墓場での話[ストーリーへ]
【謎32】
墓場を捜査中、竜巻で逃げ込んだ納骨堂で、チャックが黒幕は政府だなどとテディを煽るのは何故?
=> 納骨堂に入った時点で、テディは戦時中の雪のドイツを思い出し始める。つまりあのシーンでチャックと交わすほどんどの会話がテディの妄想である可能性が高いと考えられる。レディスを見つけても殺すつもりはない、というテディに「俺なら2度殺すね」などと、およそシーアン医師には似つかわしくない台詞を、あのシーンでは連発している。それらはテディ(レディス)が妄想で描いたシナリオにぴったりと当てはまる台詞でもあることからそう推測できる。
■レイチェルの発見[ストーリーへ]
【謎33】
病院に戻ったというレイチェル・ソランドー。彼女は本物?そして話している内容は事実?
=> 映画のラスト近くに、このレイチェル・ソランドーと同じ顔をしたナースがテディ(アンドリュー・レディス)の世話をしているシーンがある。つまり、このレイチェル・ソランドーは、病院側が用意したシナリオでナースが演じている可能性が高い、と思われる。話している内容も、「独りで淋しかった」「子供達は学校」「湖で泳ぐ」などと、レディス(テディ)の記憶を刺激するものとなっている。しかしナースにしては迫真の演技である。発見された状況も、裸足なのにまったく無傷、そして灯台の近くで石を投げていた、などおよそ現実味がないが、彼女との会話でトラウマを呼び起こされ、朦朧となっているテディ(レディス)に、それを気にする余裕はなかった。
■テディの夢2[ストーリーへ]
【謎34】
テディの夢で放火魔レディスがナーリング医師が座っていた椅子に座っているのは何故?また、放火魔レディスは実在して、あのような顔なの?
=> 推測であるが、テディはナーリング医師が語った内容やドイツ人という事から、彼に少なくとも好印象は抱いていないと思われる。それと彼の近くにあった暖炉の火の炎、それらのイメージから、夢の中に登場する憎むべき放火魔レディスがあのように現れたのではないだろうか。また、放火魔レディスはあくまでアンドリュー・レディスの妄想であるテディが仇とする架空の人物であり、傷跡の顔なども創作である。(モデルはいるのかもしれないが、作中で語られてはいない)
【謎35】
テディの夢でレイチェル・ソランドーの足元で子供が3人死んでいるのは何故?そしてその子を運びながらテディが謝っているのは何故?
=> 捜査していたレイチェル・ソランドーの3人の子供殺しと、自分の子供の死、妻ドロレスを射殺した時の血、戦時のドイツで見た死体の山の中の親子など、色々な心の傷がオーバーラップしていると思われる。そしてやはり自分の子供の死が一番の傷であるかのように湖へと場面が移る。
■C棟[ストーリーへ]
【謎36】
C棟に侵入したテディとチャックに注意するよう警告をした警備員が走り去る際に、高笑いしているのは何故?
=> シーアン医師とレディス(テディ)の茶番めいた芝居を笑っている。
【謎37】
C棟でテディが患者に襲われた際、駆けつけたチャックが、テディよりも患者の心配をしたのは何故?
=> チャックを演じているシーアン医師は、レディス(テディ)の暴力的な面を知っているから。
【謎38】
ジョージ・ノイスの牢を照らしているマッチが消えた後も明るいのは何故?
=> ジョージ・ノイスとの会話は、テディの妄想と現実が入り混じっているから。現実に喋った部分はコーリー院長が持っている会話記録に残っている。マッチが消えたのに明るくなってから、急に暗くなるまでは、テディの妄想のストーリーに都合のいい内容を喋っている。ドロレスの幻覚が見えているところも部屋全体が照明で明るくなっているように見えて、すべて妄想と思われる。
【謎39】
ジョージ・ノイスと別れた後、チャックが「院長が暴行を働いた職員を捜しまわっている」というのは本当?
=> チャック、つまりシーアン医師とコーリー院長は、お互いに連絡を取り合って計画通りに行動していると思われるので、テディがノイスのところに行っている間に、何らかの打ち合わせが行われた、と考えるのが自然である。つまり、もうテディをC棟から出そう、という事になったのであろう。
■崖[ストーリーへ]
【謎40】
岩場の崖から転落したチャックは本物?
=> テディの妄想(幻覚)。崖を下りてみると姿が消えていたのもそのため。また、そもそも本当に崖下まで下りたのかどうかも何とも言い難いところ。登山家でもない人間が、あの断崖絶壁を命綱もつけずに下りたり、登ったりできるものであろうか。
■洞窟の女性[ストーリーへ]
【謎41】
崖の途中の洞窟に潜んでいる女性は誰?
=> テディはこの女性こそ、施設から脱走した、本当のレイチェル・ソランドーである、と考えてる。女性はそれを否定しない。しかし、この女性の存在自体がテディの妄想である可能性が高いと思われる。現実的に考えて、この女性が1人で毎日居場所を変えながら、島の誰にも見つからずにサバイバル生活を続けるのは無理があるのではないか。この女性の語る内容のポイントは2つ。1つは、自分は正常なのに、精神病院に異常と診断されると、もう何を言っても無駄で、精神異常者として扱われることになる、という事。もう1つは、この島の灯台で非人道的な脳の人体実験が行われている、という点。どちらもテディの妄想を補強する内容である。
■灯台へ[ストーリーへ]
【謎42】
警備隊長がテディをジープに乗せた時、暴力についての話や、院長は君が無害と思っているようだが私は違う、などと話すのは何故?
=> 警備隊長は、コーリー院長やシーアン医師のような革新的な精神医療を必要と考えておらず、保守派の医師らと同じく、暴力的などの問題がある患者に対しては、すぐに「処置」をすればいいという考えなのだと思われる。そして、問題のある患者としてアンドリュー・レディス(テディ)を知っているため、あのような発言をしていると思われる。
【謎43】
崖の洞窟から戻ってきたテディが、相棒は?と聞くと、コーリー院長が、君は一人で来た、と言うのは何故?そしてテディが素直にそれを受け入れるのは何故?
=> コーリー院長が相棒の存在を否定するのは、これからテディの治療も大詰めに入って、テディからアンドリュー・レディスに戻ってもらう準備段階に入ったからと思われる。また、チャックではなくシーアン医師としての登場が控えているから、という理由もあるかもしれない。テディがそれを素直に受け入れるのは、洞窟でのレイチェルとのやり取りで、下手に騒ぎ立てて精神異常と言われるとマズイと考え、この場は大人しく引き下がったと思われる。
【謎44】
コーリー院長と相棒についての話を終える時、女性患者のカーンズが笑っているのは何故?
=> テディが予想通りの反応をしたためと思われる。そもそも会議が終わって出てきたメンバーの中にカーンズとピーターがいるということは、その会議自体が今回のテディ(レディス)の今回の治療に関する会議であり、彼らもテディから聴取を受けた時のことなどで呼ばれていたのではないかと考えられる。
【謎45】
テディが灯台に行く前に車を爆破したのは何故?
=> 爆発に気を引いている隙に灯台へ近づくため。
■灯台にて[ストーリーへ]
【謎46】
テディが灯台の院長が居る部屋に入った時、院長が「ビショ濡れじゃないか、ベイビー」と言うのは何故?
=> その台詞は、アンドリュー・レディス(テディ)の妻、ドロレスが子供を溺死させた際に衣服が濡れていて、そんな彼女を見たときにアンドリューが彼女に言った、印象的な言葉であるので、彼の記憶を刺激するために言ったと思われる。
【謎47】
テディの手が震えてるのは何故?
=> テディは洞窟のレイチェル女医に言われたように、タバコなどに仕込まれた精神治療薬のせいだと言うが、コーリー院長によるとクロルプロマジンの禁断症状によるものだということだ。クロルプロマジンは1952年に発見された、向精神薬(強力な精神安定剤)で、精神神経疾患にも広く使われている薬であり、副作用として手の震えも伴うらしい。(映画の舞台は1954年)
【謎48】
ジョージ・ノイスとテディの関係は?
=> 妄想の中のノイスは、テディがこの島の秘密を知るに至った、この施設の元患者という設定だが、実際にはノイスもテディ(レディス)も患者で、2週間前にノイスはテディに対して、「レディス」というテディにとっては「放火魔レディス」でなければならない本名で呼んだことに激高して、ノイスを半殺しにするまで殴り続けたらしい。C棟でのノイスとの会話も、マッチの明かりで話している間は、「お前に殴られた」などと言っているが、マッチが消えたのに明るくなってからは、テディの妄想で語っている。
■アンドリュー・レディス[ストーリーへ]
【謎49】
アンドリュー・レディスとして目覚めたとき、看護していたナースに見覚えがあるんだけど?
=> 失踪した患者が病院に戻った際、レイチェル・ソランドーとしてテディと話した女性と同じ顔をしていることから、あの時のレイチェルは、このナースが演技をしていたものと思われる。迫真の演技であった。
■エンディング[ストーリーへ]
【謎50】
「モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか」という台詞の意味は?
=> シャッターアイランドの結末を参照。
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